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「一応、大学生なんだけど…僕の人生はもう終わってしまった…」
と､若い男性の声。

この春留年し、2回目の就職活動をしているが、内定がもらえず苦しい日々を送っていると言う。

「今年も決まらなかったら、どうすればいいのか。他の人は就職が決まるのに、自分だけが置いていかれてしまう」

何十社からも不採用の通知をもらっている。
まただめだったらと思うと、もう面接にいくこと自体が怖くて怖くてたまらない。気持ちを奮い立たせるのも限界に近い、と話す。

「大学での成績もそこそこだったし、サークル活動だってやってきた。何でも努力してきたのに、なんで就職活動だけはだめなんだろう。他の人と僕の違いは何なのか。自問自答を繰り返しているんです。明後日も面接があるんです。また落ちるんじゃないかと思うと夜も眠れないし、緊張とプレッシャーで押しつぶされそうです」

と話すあなたの不安やつらさを私は受け止めることができただろうか。
今でも思い出す。